WEKO3
アイテム
経済文明と制度的変容 : トータル・システムの危機
http://hdl.handle.net/10112/12721
http://hdl.handle.net/10112/127211123a436-0fd9-4107-9976-92d7e75dc496
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
![]() |
|
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2018-02-28 | |||||
タイトル | ||||||
言語 | ja | |||||
タイトル | 経済文明と制度的変容 : トータル・システムの危機 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
その他のタイトル | ||||||
その他のタイトル | Economic Civilization and Change of Institution : Crisis of Total System | |||||
言語 | en | |||||
著者 |
竹下, 公視
× 竹下, 公視 |
|||||
概要 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 本稿では、世界的な成長の時代に入った現在、人類は今後も成長を追求できるのか、あるいは、まったく異なる発想を必要とするのか、を「工業化」・「制度化」・「トータル・システム」を軸に考察した。本稿で論じられたことの主要なポイントは以下の7点である。(1)現在全世界的な成長の時代に突入しているが、すでに地球は持続可能なレベルを「行き過ぎ」ている。(2)工業革命・組織革命・情報革命による工業社会・組織社会・情報社会への転換の具体的プロセスは、「制度化」・「フォーマル化」・「システム化」のプロセスであり、それは社会的・文化的・歴史的基盤からの「経済の離陸」・「社会の離床」というトータル性の忘却・喪失の歴史である。その結果、(3)今日、経済が社会を規定する「経済社会システム」(経済文明の時代)となっている。そして(4)科学技術と近代の経済社会原理とが結びつき、部分合理性(目的合理性)が無制限に追求されることによる「行き過ぎ」が諸問題として顕在化している。したがって、(5)トータル性を再生するためには、倒錯した「経済社会システム」を本来の社会的・文化的・歴史的基盤に引き戻すこと(「着陸」・「着床」)が必要不可欠である。(6)それは、科学(技術)の部分合理性(目的合理性)ではなく学問の全体合理性(価値合理性)を取り戻すことである。(7)人類はいまオープン・システムからクローズド・システムへの転換期にあり、経済原則の大転換が求められている。従来の経済(成長経済)においてはフローの成長を追求するが、新たな経済(定常経済)においては、ストックの内容と維持に関心を向け、存在するものをトータルに評価し活かし切ることが重要になる。以上である。 | |||||
書誌情報 |
關西大學經済論集 巻 55, 号 3, p. 371-397, 発行日 2005-12-05 |
|||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 04497554 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN00046869 | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 關西大学經済學會 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 関西大学 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Kansai University | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 関西大学経済論集 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 社会経済システム | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | トータル・システム | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 持続可能性 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 成長の限界 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 制度 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 科学技術 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 定常経済 | |||||
シリーズ | ||||||
関連名称 | 経済学文献季報分類番号; 02-60 ; 02-10 ; 02-20 ; 01-10 |