WEKO3
アイテム
特集:パーソン・センタード・セラピーの展開 : 他者の倫理に基づくセラピーとは : Goodman et al.(2010)“The Heroic I”の紹介
https://doi.org/10.32286/00028019
https://doi.org/10.32286/000280199bbe05db-895f-4d3c-a43b-ad5a3c0e70f2
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
![]() |
|
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2023-03-27 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 特集:パーソン・センタード・セラピーの展開 : 他者の倫理に基づくセラピーとは : Goodman et al.(2010)“The Heroic I”の紹介 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.32286/00028019 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
白﨑, 愛里
× 白﨑, 愛里× 並木, 崇浩 |
|||||
著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 53032 | |||||
姓名 | Shirasaki, Airi | |||||
著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 53033 | |||||
姓名 | Namiki, Takahiro | |||||
概要 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 近年、パーソンセンタード・アプローチ(以下、PCA)において、Levinas の他者論をセラピー理論に援用する取り組みが注目されている。これらは、セラピスト(以下、Th)を主体、クライアント(以下、Cl)を他者として論じるものがほとんどだが、Goodman et al.(2010)は、Thを、Clにとっての他者とみる視点からセラピーを論じている。Goodman et al.(2010)は、LevinasやBeckerを引用しつつ、現代社会、そして現代心理学が、いかにヒロイックな自己中心主義に支配されているかを論じる。そのような自己は、他者に開かれず、他者の声を聴くことがない。自己は自己の存在に閉じ込められ、孤立している。このような孤独や閉塞感を抱えるClとのセラピーにおいては、Clが自身の存在の同一性を超えて、他性と超越の次元に開かれる機会を提供することが求められる。Levinasは、自分自身の同一性においてアイデンティティーを確立することが決して許されないような自己を主張した。これは絶え間なく問いただされる自己である。現代心理学的自己もまた、問いただされ、曝され、そして正義に導かれる必要がある、というのがGoodmanの主張である。PCAも、Goodmanから見れば、人間の自然な状態を前提とした、エゴイスティックな心理療法の一つといえよう。この批判を受け、PCA理論の自己中心性について考察する。他者に開かれることの意味を追求することは、出会いを重視するPCAの対話的アプローチや、エンカウンターグループの意義を先鋭化させ得るだろう。 | |||||
書誌情報 |
関西大学心理臨床センター紀要 巻 14, p. 23-33, 発行日 2023-03-15 |
|||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 関西大学大学院心理学研究科心理臨床センター | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Levinas | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 他性 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 倫理 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 誘惑の誘惑 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | パーソンセンタード・セラピー | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 関西大学 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Kansai University |