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非指示性に関するCainとGrantの論争 本当のPerson(Client)‒Centeredはどちらなのか?
http://hdl.handle.net/10112/8992
http://hdl.handle.net/10112/899213b9c688-5ff4-4b1b-9fcf-f47481b9c049
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2015-04-30 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 非指示性に関するCainとGrantの論争 本当のPerson(Client)‒Centeredはどちらなのか? | |||||
言語 | ja | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
中田, 行重
× 中田, 行重× 今林, 優希× 岡田, 和典× 川崎, 智絵 |
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概要 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | Person‒Centered Therapy(以後PCT と略す)において非指示性(Nondirectiveness)は重要であるが、同じPCT の内部においても、その重要さに関する考え方に違いがある。ここでは2 人の論客Cain, D. J. とGrant, B. との間で起こった論争を紹介する。まずCain が、クライエント(以後Cl と略す)の中には心理的成長の上でセラピスト(以後Th と略す)の非指示性が促進的でない場合にまで非指示性に拘るのはパーソン・センタードとは言えない、と論じる。それに対してGrant が、非指示性には道具的なそれと、原理的なそれとがあり、道具的非指示性がCain のようにCl の成長促進の道具として非指示性を活用するものであるのに対し、原理的非指示性はCl を尊重しているかどうかが焦点であり、原理的な方こそ、Client‒Centered Therapy(以後CCT と略す)の中心的な意義である、と主張する。それに対しCain は、Grant の言う原理的非指示性におけるCl への尊重という考え方は、Th という、いわば外側からの仮説に過ぎず、それが本当にCl にとって良いものかどうかは分からない、と批判する。これらの議論は、Cl の成長になるようにTh が対応を変えて対応すべきという主張と、Cl の成長をTh が判断するのではなく今のCl をそのまま尊重すべきという主張のぶつかり合いであり、CCT/PCT の本質を問うものである。両者の議論からは、こうした問いがPCT の今後も続く哲学的な大きな課題であろうことが示唆される。 | |||||
書誌情報 |
関西大学心理臨床センター紀要 巻 6, p. 79-88, 発行日 2015-03-15 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床センター | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 非指示性 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 学習スタイル | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 道具的非指示性 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 原理的非指示性 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 尊重 |
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Cite as
中田, 行重, 今林, 優希, 岡田, 和典, 川崎, 智絵, 2015, 非指示性に関するCainとGrantの論争 本当のPerson(Client)‒Centeredはどちらなのか?: 関西大学臨床心理専門職大学院 心理臨床センター, 79–88 p.
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