@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00009140, author = {西村, 成弘 and 川畑, 弘}, issue = {1}, journal = {關西大學商學論集}, month = {Jun}, note = {本稿は企業による意匠制度の利用実態を明らかにするとともに,意匠制度とイノベーションの関係を考察している。意匠統計をみると1990年代以降,意匠出願・登録ともに件数が低下し,制度利用が消極化している実態がある。他方で個別企業分析を行うと意匠出願を継続的に行っている企業があることもわかる。空調・冷凍機事業を中核とするダイキン工業は,エアーコンデイショナの吹き出し口など外形的デザインと機能性を併せ持った構造を意匠権によって保護し競争優位を確保している。意匠制度は製品イノベーションだけではなく顧客志向型のサービスイノベーションを促進する制度であるが,他方で企業による制度利用の低迷を解明する課題も残されている。}, pages = {53--69}, title = {意匠制度とイノベーション}, volume = {56}, year = {2011} }