@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00008981, author = {羽鳥, 敬彦}, issue = {4}, journal = {關西大學商學論集}, month = {Oct}, note = {前稿で明らかになったように,近年注目されている中国・日本等の外貨準備の増加は,外貨準備の主たる保有者が先進国からアジアを中心とする発展途上国へ移行するという,世界的な地殻変動ともいいうる現象を背景としていること,中国・日本の国際収支の検討から明らかになったことは,前者では経常収支の黒字に加えて直接投資を中心とした資本収支の黒字がその外貨準備急増の背景にあったのに対して,後者では経常収支黒字と非直接投資の赤字から黒字への転換が大きな意味をもったということある。このように,日本の場合,間接投資の動向が重要な意味をもっていた。そこでまず,この点をやや詳しく検討し,以上みてきた現象の裏面ともいうべきアメリカにおける外国政府資産の状況を観察し,最後に世界的な外貨準備の増加とその保有状況の変化のもつ意味について考えることとしたい。}, pages = {41--47}, title = {日本の資本収支構造の転換とアメリカにおける外国政府資産}, volume = {51}, year = {2006} }