@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00008672, author = {北原, 聡}, issue = {4}, journal = {關西大學經済論集}, month = {Mar}, note = {九州地方の貨物自動車輸送では1トン積車両が主に使用され、100kmまでの短距離輸送が中心であった。輸送業者の大半は自動車を1台所有する零細な経営で、荷主の指示で随時随所に輸送を行っており、鮮魚が最大の輸送品目であった。九州南部の貨物自動車輸送は、物資集散の中心であった鹿児島と都城を軸に展開し、輸送路には国道と県道が使用されていた。鉄道の敷設が遅かった当該地域、とくに宮崎県では、道路輸送が重要性を持ち続けたことが道路整備を促し、自動車輸送に好影響を与えた。鉄道と競合する輸送は、鉄道と並行する場合と鉄道が迂回する2地点を直線的に結ぶ場合があり、鮮魚輸送では鉄道に一定の影響を及ぼした。鮮魚輸送に自動車が使われた理由は、輸送時間の短さと輸送が時間に左右されない点にあった。}, pages = {645--655}, title = {戦間期九州地方における貨物自動車輸送 : 九州南部を中心に}, volume = {67}, year = {2018} }