@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00008637, author = {高谷, 真城}, issue = {1}, journal = {関西大学経済論集}, month = {Jun}, note = {本稿の目的は、自主的に住民が協力し出資することによってモールを建設する場合、どのような条件で住民が提携を形成するかについて、ゲーム理論の視点から考察することである。このモデルについては直線上に住民が居住するとし、住民の移動費用とモール1箇所あたりの建設費用との和をとり、その平均費用が住民の提携行動により変化すると設定した。そして、これを最小化するように住民が提携を作るとして分析した結果、均衡時には条件によって1つ、もしくは複数の提携が作られることを示した。この結果から、人口密度が高い都市部では効率的な提携を形成するが、過疎部では提携に入れず余りとなる住民が多くなり、かつ、提携の選択肢が少ないために意見が弱くなることが考えられる。この条件を改善するためモデルを円周にすると、直線の両端部で提携の選択肢が増え、より公平な提携を形成する均衡条件となることが推測される。}, pages = {47--61}, title = {自主的に住民がモールを建設する場合に関するゲーム論的考察}, volume = {67}, year = {2017} }