@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00008577, author = {橋本, 紀子 and 荒木, 孝治 and Araki, Takaharu}, issue = {1}, journal = {關西大學經済論集}, month = {Jun}, note = {個別消費関数の推定では、費目間の相互関係を把握するため体系的なモデルが利用される。同時方程式体系における構造変化の検出は困難であるため、従来、時系列的なデータを用いた需要分析では、期間内の支出構造変化の有無やその内容についての検討はあまり行われてこなかった。本稿は、この問題を克服するため、画像処理の分野で開発されてきたデータ解析手法 SINGLE法を援用することにより、費目間の偏相関関係を洗い出し、それをもとに観察期間中の構造変化の有無や変化点を検出し、また各時点における費目間構造について検討を試みた。『家計調査』の月次公表データを用いた検証の結果、2000年以降の15年間に、二人以上世帯の勤労者世帯の支出行動には構造変化と見なされる変化が見られ、5つのフェーズに区分して考えられるとの結果を得た。また、それぞれの期間における費目間構造や中心となる費目を検出し、さらには階層的クラスタリングにより、観察期間中、どの時期の費目間構造が類似性を持つかについても検討を行った。, 本稿は科学研究費補助金基盤研究(B)「周期統計調査のミクロデータによるコーホート分析-文化需要の実証分析-」(研究代表者:勝浦正樹)(課題番号:23330073)の研究成果の一部である。}, pages = {67--87}, title = {SINGLE法による勤労者世帯支出構造の変化点の検出 : 「家計調査」月次データを利用して}, volume = {65}, year = {2015} }