@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00008530, author = {橋本, 紀子 and 荒木, 孝治 and Araki, Takaharu}, issue = {1}, journal = {關西大學經済論集}, month = {Jun}, note = {個別消費関数の推定では、従来、扱うパラメータ数を制限するため、段階的に個別費目への支出額が決定されると想定してきた。本稿は、この問題を克服するため、ベイジアンネットワークを利用し、より細目まで対象を広げた費目間のネットワーク構造の検出を試みた。「家計調査」の公表データを用いた検証の結果、世帯のタイプや費目数のレベルにかかわらず、費目間の安定的な階層的構造を検出した。たとえば、食品や光熱・水道といった必需性の高い費目が始点となる費目間構造が検出された。また、文化需要費目である教養娯楽費の内容を細目まで考慮することで、より詳細な費目間の関係に関する知見が得られた。一方、住居費の位置付けや費目数を増やした場合の推定の安定性に問題が見られ、今後、データや推定法にさらなる改善の必要性が示唆された。}, pages = {17--35}, title = {「家計調査」の費目間構造に関する一考察 : 文化需要費目に着目したケース}, volume = {63}, year = {2013} }