@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00008517, author = {橋口, 勝利}, issue = {3}, journal = {關西大學經済論集}, month = {Dec}, note = {本稿の目的は、産業革命期日本における企業合併を対象にして、各ステークホルダーの利害意識とその反映について明らかにすることである。事例として取り上げた桑名紡績は地域名望家によって設立・経営されたが、企業合併の際には有力株主の発言力が高まっていた。そのため、鐘紡や三重紡との合併交渉では、企業存続を望む桑名紡重役と、企業合併を望む有力株主の意思を代表する桑名紡重役との対立が深まり、その結果、企業合併が選択された。これは、桑名紡の企業統治に有力株主の意思が大きく反映されていることを示していた。加えて、被合併企業である桑名紡が、合併交渉を通じて、その合併条件を引き上げていたことも明らかにされた。}, pages = {243--258}, title = {産業革命期桑名紡績株式会社の事業展開と合併 : 企業合併をめぐる重役間対立とその帰趨}, volume = {62}, year = {2012} }