@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00008390, author = {橋本, 恭之 and 山口, 耕嗣 and 北浦, 義朗}, issue = {4}, journal = {關西大學經済論集}, month = {Mar}, note = {2004年度年金改正では、将来の保険料率の上限を18.3%に固定し、マクロ経済スライドと呼ばれる自動的な給付削減策が盛り込まれることで、近い将来に年金財政が破綻する危機は回避された。だが、世帯類型間の不公平、職種間での不公平などの公的年金制度に関する諸問題に対しては、明確な改善策を示したものとはなっていない。このような残された課題を解決する方策のひとつとして期待されているのが公的年金の一元化である。本稿では、主な公的年金一元化案を紹介したうえで、わが国において公的年金一元化が世帯類型ごとに家計の年金の給付と負担の構造にいかなる影響をおよぼすのかをシミュレーションすることにした。シミュレーションの結果、基礎年金部分をすべての国民について定額の年金として、二階建て部分を民営化するケースが、すべての世帯類型の給付負担比を改善することがわかった。}, pages = {363--382}, title = {公的年金の一元化について : 社会保障財源のあり方}, volume = {56}, year = {2007} }