@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00008321, author = {橋本, 恭之}, issue = {3-4}, journal = {關西大學經済論集}, month = {Nov}, note = {本稿では、政府の財政収支を考慮した形で世代重複モデルを構築し、シミュレーション分析をおこなうことで、ケインズ的な政策が有効か否かを検証することにした。分析の結果、景気対策としての減税政策は、減税先行期間において1人あたりの消費を多少は引き上げることができるが、経済破綻を近い将来に生じさせてしまうことがわかった。また、先行減税と歳出削減の組み合わせも、日本経済の破綻を多少延期できるのにすぎず、経済の破綻を回避するためには、増税による財政再建が必要であることがわかった。また、増税による財政再建は、各世代に深刻な利害対立を発生させることもわかった。}, pages = {421--432}, title = {財政政策の有効性に関するシミュレーション分析}, volume = {54}, year = {2004} }