@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00008319, author = {樫原, 正澄}, issue = {3-4}, journal = {關西大學經済論集}, month = {Nov}, note = {現代の食と農の連携を考察するに当たり、まず、これからの人間社会には、自然環境との共生が求められており、人間優先の考え方ではなく、人間社会を自然環境の一構成要素として把握しなければならないことを強調した。そして、現代の農業・食糧問題の考察のためには、1995年に発足したWTO体制をどう捉えるかが鍵であり、WTO体制は現代の各国の農業政策を大きく規定していることを述べた。とりわけ、日本においてはこの問題は、国民食糧の安定的確保にとって重要な論点である。また、都市と農村の交流は大いに進めるべき、農政課題の一つである。消費者の関心の高い、食の安全性を確保するためには、日本の食料生産体制そのものの安全性を確立することが第一義的課題である。本稿で紹介した、生産者と消費者の新しい協同を支え、政策的にも支援することが、豊かな食生活の実現に結びつくといえる。}, pages = {377--400}, title = {現代の食と農の連携 : 生産者と消費者の新しい協同}, volume = {54}, year = {2004} }