WEKO3
アイテム
不確実性の下での環境政策の選択 : 環境税か排出削減量基準か
http://hdl.handle.net/10112/12687
http://hdl.handle.net/10112/12687c12516e5-6f08-4e0a-88fb-0b4bbd3d14a8
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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| Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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| 公開日 | 2018-02-28 | |||||
| タイトル | ||||||
| タイトル | 不確実性の下での環境政策の選択 : 環境税か排出削減量基準か | |||||
| 言語 | ||||||
| 言語 | jpn | |||||
| 資源タイプ | ||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
| 資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
| その他のタイトル | ||||||
| その他のタイトル | Choice of Environmental Policies under Uncertainty : Taxation Systems or Emission Abatement Standards | |||||
| 著者 |
鎌苅, 宏司
× 鎌苅, 宏司× 村田, 安雄 |
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| 著者別名 | ||||||
| 識別子Scheme | WEKO | |||||
| 識別子 | 16458 | |||||
| 姓名 | Kamakari, Kohji | |||||
| 著者別名 | ||||||
| 識別子Scheme | WEKO | |||||
| 識別子 | 16459 | |||||
| 姓名 | Murata, Yasuo | |||||
| 概要 | ||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||
| 内容記述 | 社会における汚染物質排出を抑制するための費用である制御費用関数と、その排出による社会的損害関数に不確実性が存在しないとき、最適な汚染税率と汚染排出削減基準はともに同じ最適な環境成果をもたらす。しかし現実には、企業レベルであれ汚染規制当局レベルであれ、その意思決定において何らかの不確実性が侵入してくる。例えば企業レベルでは、汚染削減の制御技術や、将来の潜在的な規模の経済、学習効果、そして技術伝播度の不確実性、さらに将来の投入財価格の不確実性が存在するであろう。また規制当局が汚染税率や汚染基準を頻繁に変更することも企業の意思決定に不確実性を生むこととなる。他方、汚染規制当局レベルでは、たとえ企業の限界費用関数が既知であっても、規制当局に限界制御費用関数が知られていない場合や、汚染のもたらす社会的損害を測定することの困難さゆえに、規制当局が社会的限界損害関数について不十分な情報しか待っていない場合がある。そこで本稿では、Fishelson (1976)やBaumol=Oates(1988)を参考にしつつ、Adar=Griffin (1976)の議論を見ることとする。得られた経済学的帰結は次の通りである。まず、限界制御費用曲線は確実で既知であるが、規制当局が社会的限界損害曲線つまり限界便益曲線の真の位置を知らないとき、税政策も基準政策もともに社会的厚生損失を生じるが、同じ結果をもたらすため政策選択の問題は生じない。次に、限界便益曲線は確実で既知であるが、限界費用曲線に確率的撹乱が生じるという意味で不確実性が存在するとき、税政策と基準政策の間に期待厚生利得の差が生じ、その程度は、それぞれの曲線の傾きに依存する。かくして当局は期待厚生利得のより大きい政策を選択するべきである。 | |||||
| 書誌情報 |
關西大學經済論集 巻 53, 号 2, p. 185-194, 発行日 2003-09-25 |
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| ISSN | ||||||
| 収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
| 収録物識別子 | 04497554 | |||||
| 書誌レコードID | ||||||
| 収録物識別子タイプ | NCID | |||||
| 収録物識別子 | AN00046869 | |||||
| 著者版フラグ | ||||||
| 出版タイプ | VoR | |||||
| 出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
| 出版者 | ||||||
| 出版者 | 關西大学經済學會 | |||||
| キーワード | ||||||
| 主題Scheme | Other | |||||
| 主題 | 関西大学 | |||||
| キーワード | ||||||
| 主題Scheme | Other | |||||
| 主題 | Kansai University | |||||
| キーワード | ||||||
| 主題Scheme | Other | |||||
| 主題 | 関西大学経済論集 | |||||
| キーワード | ||||||
| 主題Scheme | Other | |||||
| 主題 | 制御費用関数 | |||||
| キーワード | ||||||
| 主題Scheme | Other | |||||
| 主題 | 限界損害関数 | |||||
| キーワード | ||||||
| 主題Scheme | Other | |||||
| 主題 | 社会的厚生損失 | |||||
| キーワード | ||||||
| 主題Scheme | Other | |||||
| 主題 | 期待厚生利得 | |||||
| シリーズ | ||||||
| 関連名称 | 経済学文献季報分類番号; 02-20 ; 02-26 ; 05-41 ; 13-15 | |||||