@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00008270, author = {竹下, 公視 and Takeshita, Koshi}, issue = {1}, journal = {關西大學經済論集}, month = {Jun}, note = {本稿では、今日見られる代表的な経済社会現象として外部基準・外部評価を取り上げ、その根底にある流れを検討し、社会経済システムと人間存在の基本構造を描くことにより、現代の経済社会の位置と現代社会における諸問題の根本原因を捉えることを試みた。得られた結論は、以下の6点である。(1)トータルシステムとしての社会経済システムの基本構造は、私・公・共・自然の原理から重層的に構成され、経済・政治・教育・文化の4つの側面を持つこと。(2)このように多層的・多面的な社会経済システムの観点からのみ、現在の経済社会が正しく位置づけられること。(3)おそらく、人間存在の基本構造は社会経済システムの構造とパラレルであること。(4)今日の経済社会の諸問題の根本原因は、近・現代社会が人間そのもののレベルの向上を必要(前提)としないことの必然的帰結であること。(5)したがって、今日の諸問題の根本的解決のためには、人間そのもののレベルの向上(自覚)を必要とするということ。(6)そのためには、人間そのもののレベルを引き上げ、維持するための社会経済的な仕組み・制度・システムが必要とされていること。以上である。}, pages = {1--25}, title = {社会経済システムの構造と現代社会の位置 : 価値基準の崩壊と外部基準の拡大}, volume = {53}, year = {2003} }