@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00008265, author = {廣江, 満郎 and 神木, 良三}, issue = {4}, journal = {關西大學經済論集}, month = {Mar}, note = {個人金融資産を巡る議論は、バブル崩壊後、とくに家計の保有する金融資産の動向が経済の動向に密接に関係するものとして、また1998年4月から実施されることとなった日本版金融ビックバン等の金融制度改革および他分野にわたる諸制度改革にも関係するものとして、これまで以上に注目を集めてきている。そこで本稿では、比較的最近の個人の金融資産を巡る諸研究を整理・紹介し、その上で関係する金融データの分析を通じて、個人金融資産の動向についてその実態面から予備的考察を行う。 その結果、これまでの預貯金偏重型の個人金融資産構成に関して、近年においてその金融資産運用に変化の兆しが少なからず認められること、そして本格的な変化につながる個人投資家の有価証券投資について、有価証券保有比率が単に増大するだけでなく、個人投資家を育む環境整備が急がれることなどが株式市場の真の活性化を促すことになるとの指摘を行う。}, pages = {521--537}, title = {[研究ノート] 個人金融資産の動向に関する一考察}, volume = {52}, year = {2003} }