@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00008231, author = {長久, 領壱 and 田中, 誠}, issue = {4}, journal = {關西大學經済論集}, month = {Mar}, note = {選択肢の数が有限であるような交渉問題を含んだ定義域上へKalai-Smorodinsky解(Kalai and Smorodinsky (1975))を拡張した対応(多価関数)の解を定義し、その公理化をおこなう。 つまりその解が上記の定義域上において連続性、独立性、対称性、不変性、単調性を満たす唯一の解である事を証明する。独立性は、効用空間でのHausdorffの距離ではかつてのものである。独立性は、解が対応である事にあわせて拡張したことを除くと、Nashの定義より弱く、Roth(1977)のそれ同 じである。対称性、不変性はKalai and Smorodinskyのそれと本質的に変わらない。単調性は、解が対応であるためにKalai and Smorodinskyのそれとは大きく異なった定義となっている。 しかしこの定義を一価関数の解に適用した場合、この公理はオリジナルの単調性に近い性質を持ったものになる。}, pages = {419--433}, title = {Kalai-Smorodinsky解の公理化 : 選択肢集合が有限集合をとりうる場合に関して}, volume = {51}, year = {2002} }