@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00008215, author = {松尾, 精彦}, issue = {2}, journal = {關西大學經済論集}, month = {Sep}, note = {いくつかの二項確率変数の等確率性検定を有意水増を固定して行う場合を考える.この検定を正確法で行うには,条件付・非条件付の2つのアプローチがあり,それらの検出力比較が行われてきた.この検定で気を付けなければならないのが検定統計量分布の離散性である.条件付・非条件付によらず,サンプル数が少ないときやサンプル数が等しい時には,検定サイズが有意水準に遠く及ばず,その結果として低い検出力が懸念される.この問題を解決するため,私は2つの精密化のための方法を提案している. 1つは条件付検定の精密化であり(松尾, 2000a).2つめは適合度検定統計量の条件付分布から構成される修正統計量を用いた非条件付検定である(松尾, 2000b). これらの方法を用いることにより,正確検定の問題点とされる,検定サイズが有意水準よりもはるかに小さくなるという問題を軽減することができた.これら2つの精密化法は,排他的なものではなく,同時に用いることができる.この論文では,従来のどのような方法を用いても高い検出力が望めない場面でも.2つの精密化法を同時に用いれば効率的な検定が行えることを数値例を使って実証する.}, pages = {163--177}, title = {修正2次元統計量を用いた非条件付検定の性能について}, volume = {51}, year = {2001} }