@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00008187, author = {大塚, 忠}, issue = {3}, journal = {關西大學經済論集}, month = {Dec}, note = {90年代中ごろからのドイツ自動車工場の組立工程に,一旦グループ労働の実験で外されたベルトコンベアーシステムが再現した。その理由について諸説を参考にしながら4つほどの論点をまとめた。競争激化と労働市場の緩和で企業が全面的なコストの見直しに入ったこと,労働政策では参加型とスペシャリスト依存型の並存する政策が展開され,混乱が起きていたこと,グループ労働の動機付け効果がはっきりしたこと,そして海外移転に成功したリーン生産方式(オペル・アイゼナッハ工場)の導入可能性が真剣に検討されてきたこと,の4点である。そして最後の論点の検討から,ゲッチンゲン学派の「半自律的グループ労働」とは別に, 「フレキシプル標準化」が提唱されていることを詳しく紹介した。ベンツ・ラシュタット工場での生産システムの変遷がこれらすべてを物語っていた。}, pages = {185--217}, title = {ドイツ自動車工場における「テーラーシステムの再現」とその評価 : ドイツ労使関係の変容要件(4)}, volume = {50}, year = {2000} }