@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00008183, author = {坂根, 宏一}, issue = {2}, journal = {關西大學經済論集}, month = {Sep}, note = {我々のモデルにおいては,主体は個別に戦略を表明するのではなく,n個の結託を形成しながら結託単位で戦略を表明する.各結託は任意のメンバーに対して,結託の利得を最大にするような戦略を表明する.n個の結託はこのような最適戦略を表明しながらメンバー構成を変化させ,より大きな利得を求める.n個の結託の全てが,そのメンバー構成を変更しようとするインセンティプを持たない状態を「均衡」と呼び,以下ではその存在が証明される.現実社会においては,各主体が個別に戦略を表明し合って利害の対立を調整するのではなく,利害の一致する主体同志が組織を形成し,組織単位で互いの利害対立を調整する,という現象がよく見受けられる.我々のモデルは,こうした現象を説明するための理論的枠組みを提供できる.}, pages = {155--163}, title = {連続濃度の主体をともなう結託形成ゲームにおけるNash均衡の存在証明について}, volume = {50}, year = {2000} }