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第6章 国内銀行の横並び行動:地銀、第二地銀について
http://hdl.handle.net/10112/4896
http://hdl.handle.net/10112/489665eea8dc-69ad-4e0d-a6b4-82a6c65e958e
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 研究報告書 / Research Paper(1) | |||||
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公開日 | 2011-08-22 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 第6章 国内銀行の横並び行動:地銀、第二地銀について | |||||
言語 | ja | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18ws | |||||
資源タイプ | research report | |||||
著者 |
中川, 竜一
× 中川, 竜一 |
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概要 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 本稿は、1975~2002年の国内銀行勘定のデータを用いて、地方銀行と第二地方銀行の貸出において「横並び」(herd behavior) が見られたかどうかを実証的に検証する。具体的な方法としては、Lakonishok,Shleifer,and Vishny (LSV) に よって開発された指標を用いて、借り手企業の業種ごとにそれぞれの業態の横並びを計測する。 主要な結果は以下の通り。第一に、どちらの業態においても統計的に有意な横並びが見られた。第二に、横並びの合理性を検証すると、地銀・第二地銀どちらにおいても有意に「非合理的な横並び」が見られた。さらに、合理的に説明される横並びは限定的であり、非合理的な横並びが一貫して支配的であった。第三に、業態ごとの横並びの特徴に注目すると、地銀の横並びは、80年代では小さいもの、パブル期から90年代にかけて、次第に大きくなっていた。逆に、第二地銀の横並びは、1980年代末までは地銀よりも強かったが、1990年代には次第に減衰していった。 |
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書誌情報 |
ja : 現代日本の金融システムー公的金融と銀行・企業・家計の行動ー p. 137-154, 発行日 2004-07 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 13497553 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 貯蓄経済研究室(ゆうちょ財団) |