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第7章 国内銀行の横並び行動 : 実証分析
http://hdl.handle.net/10112/4897
http://hdl.handle.net/10112/4897c2a42314-3507-45ba-8cb2-3f3c389b2566
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 研究報告書 / Research Paper(1) | |||||
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公開日 | 2011-08-22 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 第7章 国内銀行の横並び行動 : 実証分析 | |||||
言語 | ja | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18ws | |||||
資源タイプ | research report | |||||
著者 |
中川, 竜一
× 中川, 竜一 |
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概要 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本は現在、金融システムの不安定性、とりわけ銀行部門の機能不全を指摘されている。銀行部門は、全体として未だに不良再権問題に苦しんでいる。このような状況を生みだした原因として、日本の銀行が合理的な貸出行動をしていなかったことがしばしば主張される。というのは、日本の銀行部門の特徴的な行動として、担保主義、審査能力の欠如、そして横並び行動(herd) が見られるからである。そこで、本稿では、Jain and Gupta(1987)の手法に従って、1980年から2000年までの国内銀行各業態の業種別貸出残高のデータを用いて、セミ・マクロレベルで銀行の貸出量・貸出先選択に関して横並び行動(herd behavior) が存在するかどうかを実証的に検証する。そして、中小の銀行が、大銀行に追随する形で貸出を行っていた可能性があること、特にその傾向は新興業種への貸出に見られること、そして、その原因は「同じ情報に基づいた貸出」、「その貸出先を得意・専門としているような銀行を、そうでない銀行がまねをした」といったものではなく、全くの非合理的行動から発生している可能性が大きいことを明らかにする。 | |||||
書誌情報 |
ja : 現代日本の金融システム -金融再編成下の諸問題とその分析- p. 215-236, 発行日 2002-06 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 13497553 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 貯蓄経済研究室(ゆうちょ財団) | |||||
言語 | ja |