@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00005491, author = {山住, 勝広}, journal = {関西大学学校教育学論集}, month = {Mar}, note = {野村芳兵衞は、戦前の新教育の代表的な実験学校であった、東京の池袋児童の村小学校の開校当初からの訓導であり、のちに主事となってその運営と実践の創造を中心になって担った、日本の生活教育運動を代表する教育思想家・実践家のひとりである。本論文は、野村が「本を読む教育」から「本を作る教育」への「百八十度の転回」として構想した「カリキュラム改造」とその実践を取り上げ、そうした独自な生活教育の構想にもとづく教科書なき生活単元学習の展開の意味と可能性について明らかにしようとするものである。とくに、本論文では、「子供達自身に子供の文化を築かせて行く」ことを目的にした野村の「カリキュラム改造」論が、児童中心主義的な経験カリキュラムの構成による教科カリキュラムの否認ではなく、むしろ文化伝達と教科の系統的な学習を重視するような「生活教育のカリキュラム」の提起であったことを論じた。}, pages = {25--31}, title = {野村芳兵衞における「本を作る教育」のカリキュラムー教科書なき生活単元学習の展開ー}, volume = {2}, year = {2012} }