@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00005490, author = {山住, 勝広 and 冨澤, 美千子}, journal = {関西大学学校教育学論集}, month = {Mar}, note = {日本における戦前の新教育において、生活教育の思想を最も根源的に、そして実践的に押し進めた学校教育実践家のひとりは、野村芳兵衞であるだろう。彼は、新教育の代表的な実験学校であった、東京の池袋児童の村小学校において、独創的な「生活学校」の構想にもとづき、具体的な教育実践と教育方法の創造に実験的に取り組んでいった。彼の構想は、「教育とは社会が行ふ生活の協働自治的組織化である」との考えをベースに、「生活の場所」としての学校を子どもたち自らが協働自治的に組織していく、というものだった。 本論文は、こうした野村による「生活学校」のコンセプトの構築と「協働自治」の原理にもとづく実践の試みを対象に、彼が進めた革新的な生活教育の発見と創造の過程がどのようなものであったのかを分析し、明らかにしようとするものである。とくに、本論文では、児童の村小学校において野村ら教師たちが活発に展開した「児童劇」の実際の具体的実践に注目し、それが「協働自治」を方法原理とした「生活学校」の創造であったことを論じた。}, pages = {29--39}, title = {野村芳兵衞における生活学校の発見と創造-児童劇の協働自治的実践を中心にして-}, volume = {1}, year = {2011} }