@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00004284, author = {松浦, 章}, issue = {3}, journal = {關西大學文學論集}, month = {Dec}, note = {康煕23年(1684)の「展海令」の発布によって,中国沿海の航運が隆盛し,海外貿易を発展させたことは近年の成果で知られるようになってきた。この展海令以降の中国沿海の航運の活動を進捗させたのは,中国帆船の活動である。とくに福建などで建造された尖底型の海船である鳥船や長江口で発展した平底型の帆船である沙船などの帆船による航運が,沿海の航運活動を活発化させ,沿海を中心とする遠距離航運が展開し,沿海航運による物資の流通も大いに進展したのである。しかし,その具体的な状況については未だ充分に解決されているとは言えない。そこで本論文では,とくに江南の上海や寧波における航運状況を中心に日本側の史料を参考に沿海貿易の姿を具体的に述べてみたい。, 在康熙23年(1684)“展海令”頒佈之後,清朝的沿海航運逐漸隆盛,海外貿易的迅速發展也在近年的研究成果中被廣為所知。展海令頒佈以後,推動中國沿海航運活動發展的主要力量是中國的帆船活動。特別是在福建等地建造的尖底型海船即鳥船、以及在長江口附近被廣為使用的平底型海船即沙船,二者極大促成了沿海航運活動的繁昌與以沿海為中心的遠距離航運的展開,也推動了以沿海航運為依託的物資流通。但是其具體的詳細情況仍未充分解明。本報告即是以江南的上海・寧波的航運狀況為中心,參照日本方面史料,對康熙雍正時期中國沿海貿易的樣態予以解明。}, pages = {123--142}, title = {康煕雍正時代における上海・寧波の沿海航運}, volume = {66}, year = {2016} }