@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00024085, author = {仲島, 淳子}, journal = {関西大学高等教育研究}, month = {Mar}, note = {本研究は、日本語母語話者の朝鮮語学習者に誤用が多く見られる、朝鮮語の副詞「모두」と「다」の意味について、先行研究を基に朝鮮語母語話者の使用例と照らし合わせ分類し、使用範囲を定め、指導方法について考察を行った。副詞「다」には4つの意味があり、そのうちの1つの用法で「모두」との意味の重なりがある。その用法である「すべて、全部、皆」という意味を表す際、「모두」は修飾しようとする対象が「個別化」して「限定されたもの」に用い対象を個別に認識するが、「다」は対象を個別に認識はしないことがわかった。さらに数字とともに使えるのは「다」のみであった。そして「모두」の使用範囲が非常に狭いということから、初級者に対しては「すべて、全部、皆」には「다」を用いる指導を行い、中級以降の段階で「모두」と「다」の違いを用例と共に指導をしていくことが望ましい。その際、選択の目印として使用できるフローを示した。}, pages = {89--96}, title = {朝鮮語の副詞「모두」と「다」の意味と学習指導に関する考察}, volume = {14}, year = {2023} }