@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00023945, author = {布留川, 正博}, issue = {特集}, journal = {関西大学経済論集}, month = {Mar}, note = {1807年にイギリスで奴隷貿易が廃止されて以降、イギリスは他国とのあいだに条約を結び、奴隷貿易を制圧する政策をとった。しかし、イギリス海軍の監視の網の目をかいくぐって、密貿易が栄えた。この貿易拠点のひとつが西アフリカ奴隷海岸のラゴスであった。地理的条件にも恵まれ、ラゴスは19世紀前半に西アフリカ最大の奴隷貿易拠点となった。イギリスはこれを座視できず、ラゴスの内政に介入し、王を交代させ、奴隷貿易禁止の条約を結んだ。ラゴスはその後、イギリスの植民地となり、イギリスをはじめヨーロッパとのあいだで合法貿易を行った。その中心的産物がパームオイルとパーム核であった。対外的な奴隷貿易は禁止されたものの、域内の奴隷取引や奴隷制は残存した。, 特集号}, pages = {41--62}, title = {奴隷貿易から合法貿易へ : ラゴスの場合}, volume = {72}, year = {2023} }