@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00002301, author = {西村, 昌也}, journal = {周縁の文化交渉学シリーズ7 『フエ地域の歴史と文化―周辺集落と外からの視点―』}, month = {Mar}, note = {フエ・フオン川下流域に位置するフエ都城北郊域は、チャンパ時代より城郭造営が行われ、地政学的にも重要な位置をしめてきたと思われる。現フオンヴィン社の川沿いに清河、明郷、地霊、褒栄などの伝統集落は発展し、特に17世紀の明遺民の来住以降、広南阮氏政権の外港集落的機能をもちつつ、商業、手工業が活発化したと考えられる。阮朝による現都城の建設は流路変化などを引き起こし、明郷集落の外港機能は衰退し、代わりに褒栄などが反映して、現在までの商区風景に繋がっている。また、フオン川とボー川の合流地点における水面管理や水上交通の取り締まり、さらに都城からの官道の建設、塼生産区などに都城に近い地域としての歴史的地理的役割りをみてとることができる。外港区設置や都城造営などにより、その集落構造が大きく変化したのが 当地域の特徴であろう。}, pages = {15--60}, title = {フエ都城北郊域の歴史地理学的研究}, year = {2012} }