@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00002265, author = {グエン・クアン, チュン・ティエン and 上田, 新也 and 西村, 昌也}, journal = {周縁の文化交渉学シリーズ3 『陵墓からみた東アジア諸国の位相―朝鮮王陵とその周縁』}, month = {Dec}, note = {ベトナムの葬礼習俗は18世紀に『壽梅家礼』が出現して以降,徐々に統一性がみら れるようになるが,フエのそれには独自のものがみられる。宮廷が存在していたフエ では,皇族の後裔達の葬礼など,いまだ宮廷式の葬礼が行われているものが多い。そ して,一般の人の葬礼においても,墓を巨大化し“陵” などと呼ぶ習慣が近年観察され る。また, 3 年後に改葬をしない習慣も宮廷習俗の影響ではないかと考える。  フエでは,あの世に旅立つ寸前から読経し,納棺するときには光明布団をかけるな どして極楽への旅立ちを願い,納棺が住むと祭壇に仏と死者の霊魂を祀ることなど多 くの点が,仏教からの影響として挙げられる。  また,儒教からの影響として,祠堂で行う朝祖礼や親族の親等レベルに応じた服喪 期間などが挙げられる。, 原著:グエン・クアン チュン・ティエン 翻訳:上田新也、西村昌也}, pages = {155--180}, title = {フエにおける葬礼への宮廷文化・仏教・儒教の影響}, year = {2011} }