@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00018960, author = {梅本, 貴豊 and 稲垣, 勉}, journal = {関西大学高等教育研究}, month = {Mar}, note = {本研究では、大学生を対象に、授業中の学習における状況的動機づけと深い処理方略、学業達成との関連を検討した。特に、状況的動機づけを動機づけレベルと動機づけの変動性の2側面から捉え、それらの交互作用効果について着目した。対象の授業における調査および2回のテストに参加した、2つの大学の104名の大学生のデータを分析対象とした。大学、文脈的動機づけ、1回目のテスト得点を統制して階層的重回帰分析を行った結果、深い処理方略に対して動機づけレベルと変動性との交互作用効果が見られた。単純傾斜分析の結果、動機づけの変動が大きい場合、動機づけレベルが高いほど深い処理方略を多く使用することが示された。一方で、動機づけの変動が小さい場合には、深い処理方略に対する動機づけレベルの効果は示されなかった。また、階層的重回帰分析の結果、対象の授業におけるテスト得点に対しては動機づけレベルのみが正の関連を示した。, 本研究は、科学研究費助成事業(若手研究 課題番号:19K14398)の助成を受けて行われた。}, pages = {87--98}, title = {授業中の学習における状況的動機づけレベルと変動性の交互作用効果}, volume = {12}, year = {2021} }