@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00018889, author = {河村, 仁美 and Kawamura, Hitomi and 香川, 香}, journal = {関西大学心理臨床センター紀要}, month = {Mar}, note = {学生相談機関では、疾患や不適応などの問題を抱えた大学生に対する個別面接に加えて、メンタルヘルスの向上や学生生活の充実など、予防を目的としたグループ活動による支援が多数実践されている。筆者らは、予防的な取り組みのひとつとしてアンガーマネジメントプログラムを実施し、その有用性と課題を検討した。本アンガーマネジメントプログラムは、怒りの特徴やメカニズムの解説と、怒りのコントロールに関するワークやロールプレイで構成され、週に1 回90分間で4~5週間実施した。質問紙や自由記述式の感想、行動観察等の結果、自己理解が深まり、積極性や充実感などの上昇傾向、不信感や全体的な攻撃性などの低下傾向が示された。また、学んだ内容を日常生活で活用しようという意欲も示された。怒りの感情やそのコントロール法を理解することは、学生生活の充実に役立つ可能性が示唆された。}, pages = {15--23}, title = {学生相談におけるアンガーマネジメントプログラムの実践}, volume = {12}, year = {2021} }