@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00018796, author = {細野, 賢治}, issue = {4}, journal = {關西大學經済論集}, month = {Mar}, note = {本論文の目的は、広島県産レモンの生産・販売の取組を事例として、環境変化の下での国産レモンの生産振興を図るためのサプライチェーン構築のあり方を明らかにすることである。近年の国産レモンを取り巻く環境変化としては、消費者の安全・安心志向およびアメリカにおけるレモン生産の不安定性により、国産レモンの需要増大と内外価格差の縮小がみられる。このようななか、広島レモンは、生産面では省力労働・高収益品目として、高齢化するカンキツ産地において生産量が拡大し、販売面では広島県と農協系統が連携し、多様な流通主体から成るサプライチェーンが構築されている。広島県産レモンにおけるサプライチェーン構築の効果であるが、例えば、長野県JAあづみリンゴ選果場および冷蔵貯蔵庫の閑散期利用などにより生鮮果実の周年供給が実現され、これが新たな需要を生み出した。また、量販店や食品加工業など多様な流通主体とのマッチングが実現されている。, 樫原正澄先生退職記念号, 本研究はJSPS科研費(JP15K07610・JP20K06258)の助成を受けたものである。}, pages = {469--484}, title = {国産レモンの生産振興を図るためのサプライチェーン : 広島県産レモンの取組を事例として}, volume = {70}, year = {2021} }