@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00018206, author = {太田, 浩司}, issue = {3}, journal = {關西大學商學論集}, month = {Dec}, note = {本稿では,わが国独自の自己株式取得方法であるToSTNeT買付の取引実態について,2008~2012年の間に実施された898個のToSTNeT買付をサンプルとして調査を行っている。調査の結果,一般報告による変更報告書が利用可能な112個のToSTNeT買付の内,その4分の3に当たる85個のToSTNeT買付について,株式売却が単独の株主によって行われていることが明らかになった。また,自己株式取得企業と売却株主との間には,売却株主の7割が取得企業の筆頭あるいは次席株主である,売却株主が個人である場合には自身が取得企業の代表取締役を務めている等の密接な関係が存在するということがわかった。これらの結果は,企業のToSTNeT買付による自己株式取得が,実質的に企業内部者との間の相対取引となっていることを示唆するものといえる。}, pages = {43--67}, title = {ToSTNeT買付による自社株買いの実態}, volume = {65}, year = {2020} }