@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00018190, author = {熊谷, 幸久}, issue = {3}, journal = {關西大學經済論集}, month = {Dec}, note = {本稿においては、19世紀前半のイギリスの通商政策の形成におけるスコットランド人の役割について検討するために、グラスゴーの利害関係者の観点から東西両インド産砂糖に対する関税の均一化問題を論じる。砂糖関税の均一化は19世紀前半のイギリスの通商に関わる主要な問題の1つであり、グラスゴーでは西インド利害関係者と東インド利害関係者の双方がこの問題に関与し、ロンドンやリヴァプールなどの利害関係者と連携しながら議会や政府に対してロビー活動をおこなった。また、グラスゴーの利害関係者の組織化による圧力団体の結成は、ロビー活動の強化につながった。加えて、英領西インド植民地経済が衰退していく中にあっても、少なくとも1830年代半ばに至るまで、グラスゴーの西インド利害関係者は、地方の政治や経済に対して強い影響力を保持し続けた。, 本研究はJSPS科研費 (16K03798) の助成を受けたものである。また、2019年度関西大学学術研究員制度に基づく成果の一部でもある。}, pages = {383--401}, title = {19世紀グラスゴーの東西両インド利害関係者と砂糖関税の均一化問題}, volume = {70}, year = {2020} }