@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00001801, author = {Meli, Mark F.}, journal = {関西大学東西学術研究所紀要}, month = {Apr}, note = {英国人牧師ワルター・ウェストン(Reverend Walter Weston 1861-1940)は英国聖公会・教会伝道協会派遣の宣教師として1888~1895年をはじめとして、全部で14年間ほど日本に滞在した。現在、ウェストンはその伝道活動より登山活動の為に知られている。信州の山々がとても中欧のアルプス山脈に似ているとウェストンが覚えたため、彼は「日本アルプス」という名をつけ、そのために今までも上高地では彼の碑石が見えるのである。1896年にはウェストンはMountaineering and Exploration in the Japanese Alps(『日本アルプスの登山と探検』岩波文庫)という書を著した。その中に4年の夏の登山体験が記されている。この本は様々な意味でかなり面白い旅行記だと思うが、私にとって特に興味深いことは、ウェストンの山に対する宗教的な思想や感覚である。日本語を流暢に話せ、日本の宗教に興味を持ったウェストンは、日本の山岳信仰をどのように理解したか、かれの山の観方、及びかれのキリスト教への信仰はどれほどその山岳信仰に影響されたか、という追及をする。}, pages = {A69--A83}, title = {Religion in Weston's The Japanese Alps}, volume = {37}, year = {2004} }