@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00015860, author = {河﨑, 俊博 and 越川, 陽介 and 田中, 秀男 and 筒井, 優介}, journal = {関西大学心理臨床センター紀要}, month = {Mar}, note = {本稿の目的は、人生100年時代にむけたフォーカシングの活用例として、沖縄で実施したワークショップの実践を報告することである。先進国では2007年産まれの2人に1人が100歳を超えて生きる「人生100年時代」が到来すると予測されている(Gratton & Scott, 2016/2016)。また、それに伴い、これまで主流であった教育→仕事→引退といった3ステージの生き方を変えていく必要があり、選択肢が増えたことによって人生のステージが多様化する(Gratton & Scott, 2016/2016 )。このような多様化した時代に、われわれはどのように生き抜いていけばよいのだろうか。その手がかかりとして筆者らはフォーカシングを取り上げ、人生100年時代に関するワークショップを開催した。参加者は、11名(男性2名、女性9名)であり、年齢層は40歳代~ 70歳代であった。ワークショップは2日間開催し、ワークショップの効果を検討するためにFMS-18(森川ら,2014 )を実施した。途中参加者を除く10名を対象として分析したところ、ワークショップ前と2日目終了後の間において、注意態度のみ有意差が認められた((t 9)=, p<.05)。今回のワークショップ内容が、“感じる体験” を中心に構成していたことが影響しており、注意態度は少なくとも身についたと考えることができる。また、参加者の年代によって、人生100年時代の捉え方が異なる可能性がうかがわれたため、各年代に沿ったワークの考案も視野に入れていく必要性が考えられた。}, pages = {45--54}, title = {人生100年時代に活かすフォーカシング : 沖縄ワークショップでの取り組み}, volume = {11}, year = {2020} }