@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00014707, author = {宇惠, 勝也 and Ue, Katsuya}, issue = {1}, journal = {關西大學商學論集}, month = {Jun}, note = {本稿では,銀行が企業と貸付契約を締結する際に,すでに企業が私的情報を保有している状況における最適契約設計の問題を分析した.最も効率的なタイプの企業の借入額は自らのファーストベストの水準に一致するが,このタイプ以外の企業の借入額は自らのファーストベストの水準を下回るという意味で一種の信用割当を受ける.また,最も非効率的なタイプの企業は留保効用に等しい効用を得るに過ぎないが,しかし,このタイプ以外の企業は留保効用を上回る情報レントを獲得する.しかも,このレントは自分より非効率的なタイプの借入額に関する増加関数となることから,そのレントを節約するために借入額に歪みが生じ,信用割当が発生するのである.}, pages = {55--71}, title = {アドバーズ・セレクションと最適貸付契約}, volume = {58}, year = {2013} }