@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00014649, author = {岡村, 心平}, journal = {Psychologist : 関西大学臨床心理専門職大学院紀要}, month = {Mar}, note = {本論文ではGendlinの「体験過程理論」における体験過程の「暗黙的機能」に着目し、暗黙的機能の観点から心理療法を捉え直すための議論を行った。はじめに、我々の体験過程における暗黙的機能の重要性について述べ、心理療法においてクライエントが自身の暗黙的機能へ応じることを促すための関わりとして、リフレクションと指し示す応答という「心理療法的応答」と、「クライエントとセラピストの相互作用」という2つを取り上げた。次に、Gendlin自身がリスナーを行ったフォーカシング・セッションを提示し、このセッションについて先の「心理療法的応答」と「クライエントとセラビストの相互作用」という2点から検討した。その結果、これらはともに、クライエントが自身の暗黙的機能へと至るための「筋道」であり、心理療法を考える際にも重要な示唆をもたらすものであることが示された。}, pages = {41--50}, title = {暗黙的機能の観点から見た心理療法のための一考察 : ジェンドリンのフォーカシング・セッションより}, volume = {1}, year = {2011} }