@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00012920, author = {竹口, 智之 and 麻生, 迪子 and ブシマキナ, アナスタシア}, journal = {海外日本語教育研究}, month = {Dec}, note = {本研究は、ロシア極東地域における大学生の動機づけを分析したものである。本研究では青年期にあたる大学生の動機づけを分析するため、心理社会的自己同一性との関わりから検証した。分析の結果、「学究心」「体裁維持」「就業実用」「日本文化・滞在志向」が抽出された。「学究心」は学習活動が目的的となったものであり、「就業実用」は学習活動が手段的となったものである。しかし、いずれも「対自的同一性」「心理社会的同一性」と相関が見られたことから、「就業実用」も、義務感から生まれる動機づけでないことが示唆された。また上/下級生、心理社会的自己同一性が発達した学生と発達の余地が見られる学生との分散分析を実施した。分析の結果、上級生となって衰微する動機づけ、上級生となって高まる動機づけ、心理社会的自己同一性の発達によって差が生じる動機づけ、学年、心理社会的自己同一性の両者の影響を受ける動機づけがあることがわかった。}, pages = {18--35}, title = {ロシア極東地域における日本語学習動機づけ研究 : 心理社会的自己同一性との関連から}, volume = {5}, year = {2017} }