@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00012911, author = {竹口, 智之 and ブシマキナ, アナスタシア and ノヴィコワ, オリガ}, journal = {APU 言語研究論叢 = APU Journal of Language Research}, month = {Mar}, note = {本研究はロシア人大学生日本語学習者が、日本語学習にいかなる動機づけを保持しているかを分析したものである。これまでの動機づけ研究においては、学習活動が目的的か手段的かという基準で、内 / 外発的動機づけの定義がなされていた。これに対して本研究では、上記の基準による動機づけの分類を行わず、動機づけの価値に着目し、分析を行っている。6つの価値の相関係数から、ロシア人大学生日本語学習者にとって、日本語学習活動の目的化と手段化は必ずしも相反する価値ではないことが示唆された。つまり進学や就職、日本語能力試験合格などを目指す学習は、学習者がおかれた状況によっては、自律性の高い動機づけである可能性が考えられる。また上/下級生、留学希望度による分散分析を行った結果、上/下級生の違いよりも、留学希望強度によって価値の認識に差が見られることが明らかになった。今後の課題は学習の自律性指標を設定し、上記日本語学習の価値との関係を分析することが挙げられる。}, pages = {71--84}, title = {日本語学習動機づけ分析のための学習課題価値尺度の作成 : ロシア人大学生を対象に}, volume = {1}, year = {2016} }