@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00012867, author = {多田, 泰紘 and Tada, Yasuhiro and 岩﨑, 千晶 and Iwasaki, Chiaki and 中澤, 務 and Nakazawa, Tsutomu}, journal = {関西大学高等教育研究}, month = {Mar}, note = {関西大学ライティングセンターに寄せられたアカデミック・ライティングに関する個別相談データをもとに、学習支援に対する学部学生のニーズと課題を分析した。分析の結果、特定の時期に特定の文章の相談が寄せられる傾向が見られた。また、一回限り利用者は授業期間後半にレポートの書き方に関する相談を行う傾向にあり、この段階で学生はレポートをある程度書き進めていることが示された。教員によるセンターの利用指示は春学期のレポート課題の相談を促す効果があるものの、授業で扱わない志望理由書や卒業論文の相談は自発的な来室に委ねられることも明らかとなった。学生の相談傾向の分析から、1) 提出直前の利用、2) 自発的な「添削」の依頼、の2点が課題として見出された。今後,センターの活動内容の周知徹底とともに、教員との連携を強化することで、提出直前の一回限りの相談ではなく、早い段階から複数回の利用を促す工夫が必要と考えられる。また、ライティング指導に携わる教員に対しセンターの活動内容を伝えたうえで連携を行うことで、ライティングプロセスを重視した指導・支援につながると期待される。, 本研究は2016年度関西大学教育研究高度化促進費課題研究「アカデミック・ライティング力を育むための教育システム開発とデザイン原則の導出」の一部である。}, pages = {37--42}, title = {ライティングセンターに寄せられた個別学習相談の分析 : 学生のニーズと課題の可視化}, volume = {9}, year = {2018} }