@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00012857, author = {吉田, 信介}, journal = {関西大学高等教育研究}, month = {Mar}, note = {国際コミュニケーションツールとしてのICTを効果的に活用し、グループ・ディスカッション、デ ィベート、グループ・ワークなどのアクティブ・ラーニングの手法を用いて、他者と協働しながら新たな価値を生み出すという国家的規模の教育への要請に鑑み、英語教育においても、学生・生徒自らがグローバルな視点で課題を発見し、異文化の相手と交渉し、結果を表現できることが求められている。そこで、筆者が参加・活動している国際協働プロジェクトをとりあげ、そのような能力が養成されているのか、されているとすればどのようなものか、改善されるべき点は何かについて検討し、同時に実際の社会においてそのような能力が通用するかどうかの可能性について考察を行った。その結果、(1)国際コミュニケーションツールとしてのICT活用については、Skype, LINE, Facebook, E-Mail, ML の情報テクノロジーの活用能力が高まったこと、(2)他者と協働しながら新たな価値を生み出すことについては、コンフリクトをネゴシエーションしながら解決していくのが困難で、そのためには国際交渉力が必要であることへの気づきが見られたこと、(3)英語教育の観点からは、リンガフランカとしての英語力について、発音、文法では各国特有のAsian Englishes が使われていること、ならびintelligibility の観点から、多様な英語に多く触れることで高まることがそれぞれ示唆された。さらに、国際協働プロジェクトの社会的応用性については、物理的距離を越えたICT 活用による国際協働プロジェクトにおける遠隔オンライン交流において、条件が揃えば対面交流に劣らぬ成果をあげることが可能で、今後これらの知見を交流活動に活用でき、さらに条件がそろえば、現実の社会での国際交渉業務でも通用する応用性があることが判明した。, [研究ノート], 平成28年度文部科学省科学研究費基盤研究(C)課題番号25370670}, pages = {103--109}, title = {国際協働プロジェクト ASEP&WYM の実践と課題}, volume = {8}, year = {2017} }