@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00012825, author = {山本, 良太 and 久保田, 賢一 and Kubota, Kenichi}, journal = {関西大学高等教育研究}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、海外の人たちとの協同を通した学習の機会である、海外での社会貢献活動をデザインする際の要件を提示することである。本研究では、学生が現地の活動対象者と関わるとき、学生が所属する学生集団の構成に影響されるという考えから、海外での社会貢献活動に取り組む学生集団がどのように構成されているのか、という問いに基づいて実践事例を分析し、デザイン要件を検討する。関西大学の学生が中心となって取り組む海外での社会貢献活動を実践事例とし、そこに参加していた13名の学生を対象として半構造化インタビューと分析を行った。結果、活動開始後間もない時期では学生と現地対象者と積極的なコミュニケーションが生起し、協同が作り上げられるが、次第にコミュニケーションが失われ協同も生まれなくなる。その後、取り組みの反省に基づいて、再び学生は現地の対象者とコミュニケーションを行うようになる。コミュニケーションが失われる理由として、学生集団が上級生と下級生という関係性の中で活動を維持継承していく仕組みがあることが分かった。分析の結果から、本研究では、①新参の学生の活動への参加を促す仕組みが埋め込まれていること、②柔軟に学生集団の活動内容を変化させること、③活動の改善を促すコンサルテーションを行うこと、というつのデザイン要件を提示した。}, pages = {45--56}, title = {海外での社会貢献活動における協同を促すデザインの検討 : 学生集団に注目した分析}, volume = {6}, year = {2015} }