@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00012182, author = {中田, 行重 and Nakata, Yukishige and 斧原, 藍 and 白崎, 愛里}, journal = {関西大学心理臨床センター紀要}, month = {Mar}, note = {Rogersのパーソナリティ論は、治療論とセットになっており、自己(self)が体験とどのように関係するかが重視される。本稿はRogersのself理論を多元的に発展させたMearnsのconfigurationという概念を紹介し、考察を加えるものである。Configurationとは、(前)象徴化された感情・思考・行動の一貫したパターンであり、いくつものconfigurationの総体がselfであるとされる。他者からの取り入れや自己不一致の周辺にもconfigurationは発生し、同化・自己成就・再構築を繰り返しながら発展し続けるとMearnsは考える。多元性や流動性を強調した視点は、ThのCl理解や受容を助け、実践面での貢献は大きい。しかし、configurationという概念が却ってClへの見方を固定化させてしまう危険性があるなど、Thが留意すべき点もある。}, pages = {95--102}, title = {多元性に着目したPerson-Centered self理論の新たな展開 : Configurationとは何か}, volume = {9}, year = {2018} }