@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00012177, author = {岡田, 弘司 and 杉本, 峻也}, journal = {関西大学心理臨床センター紀要}, month = {Mar}, note = {本邦では、2007年のがん対策基本法の施行に前後して、がん患者への全人的医療や緩和ケアの重要性が取り上げられるようになり、臨床心理士等ががん患者に医療現場などで臨床心理学的アプローチを展開する機会が増えてきている。本稿では、現在、がんの臨床で展開されているアプローチについて、心理アセスメント、カウンセリング、地域援助の観点から概観した後、カウンセリング技法の中でも適用性や有効性についての研究報告が少ないとされる芸術療法に焦点を当てた。本邦においてこの20年間に学術誌などで公表された芸術療法に関する文献を中心に検討したところ、芸術療法は緩和ケアの一助になる可能性があることが示唆された。また同時に芸術療法を安全かつ的確に行うためには、BM(Evidence Based Medicine)ならびにNBM(Narrative Based Medicine) の視座に立ち、芸術療法に関する研究成果を質、量ともに高め、より一層の知見を蓄積する必要があると考えられた。}, pages = {29--37}, title = {日本におけるがん臨床での臨床心理学的アプローチの展開 : 芸術療法に焦点を当てた文献研究による検討}, volume = {9}, year = {2018} }