@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00012166, author = {中田, 行重 and Nakata, Yukishige}, journal = {関西大学心理臨床センター紀要}, month = {Mar}, note = {“パーソン・センタード・セラピー”が何を指すか、の議論の中心にあるのは、BozarthやBrodley などの古典的クライエント中心学派による、GendlinやGreenbergのいわゆる体験的療法をRogersのセラピーの発展形と認めない、という考えである。この議論は相当深刻であったようであり、今は小康状態にあるが、この対立の論点は当時と変わ らず検討課題として残っている。わが国ではほとんど顧みられることのなかったこのテーマを、本稿はその古典派の論客の一人Brodleyの有名な論考(1990)を紹介し、再考する機会としたい。彼女は、Gendlinの体験過程理論やフォーカシングはクライエント中心療法と根幹の考え方もセラピーでの具体的応答も違っていると考え、クライエント中 心療法とは明らかに異なるものと主張する。本稿は彼女の論点を紹介した上で、彼女の主張から今の私たちが学べることについて考察を加えた。}, pages = {131--140}, title = {古典的クライエント中心学派(Classical Client-Centered Therapy)がGendlinを認めない論理から学ぶ― Brodley(1991)の紹介と考察―}, volume = {7}, year = {2016} }