@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00012129, author = {河﨑, 俊博}, journal = {関西大学心理臨床カウンセリングルーム紀要}, month = {Mar}, note = {本研究では、体験過程尊重尺度と信頼感尺度の因子的妥当性を検証した上で、SEM を用いてフォーカシング的態度と信頼感との関連について検証することを目的とする。大学生348名を対象に質問紙調査を実施した。まず探索的因子分析を行い、得られたモデルに対して確認的因子分析を行うことで因子的妥当性を検証した。モデルの適合度がよくなかったことから、単純構造のよりよいモデルを求めるために小胞化の方法を用いた。次に、小胞化を用いた確認的因子分析で検証したモデルを用い、フォーカシング的態度と信頼感との関連について検証した。その結果、フォーカシング的態度と信頼感とのモデル聞において、注意を向ける態度から自分への信頼( .61.p <.001)に対して強い正のパスが認められた。また自分への信頼から受容し行動する態度( .55.p <.001)に対して比較的強い正のパスが認められた。不信から距離を取る態度(-.20.p <001)に対しては弱い負のパスが認められた。以上の結果から、フォーカシング的態度と信頼感との関連について考察した。}, pages = {29--37}, title = {SEMによるフォーカシング的態度の研究ーFMS(体験過程尊重尺度)と信頼感ー}, volume = {1}, year = {2010} }