@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00011397, author = {田上, 仁志 and 木下, 光 and 丸茂, 弘幸}, journal = {都市計画. 別冊 都市計画論文集}, month = {Oct}, note = {江戸期の廓のひとつである大坂新町をとりあげ,その空間的性質を考察した。ここで,廓とは,許可,隔離,統制という3つの要点を満たす傾城屋の集まりを言っているが,1)廓の設置理由として,江戸期では都市内に散在していた遊所を整理し秩序を保とうとしたことにあるが,大坂では都市繁栄策として利用され廓設置後も遊所が増え続けていく。2)新町は周辺が市街化した後も移転されることなく存在し続けて増加し,開かれた空間となり,廓外の外的な結びつきを強くしていった。3)新町は,江戸吉原や京都島原とは異なり,都市に対し次第に開いていく中でその内部構成を大きく変化させたことが,魅力ある空間へと創り上げたと論じた。}, pages = {487--492}, title = {江戸期における大坂新町の空間構成に関する研究}, volume = {37}, year = {2002} }