@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00010885, author = {大西, 真晶 and 西出, 亮 and 上島, 紳一}, journal = {情報研究 : 関西大学総合情報学部紀要}, month = {Mar}, note = {本稿では,仮想共有空間実現のためのドロネーオーバーレイネットワークの段階的構成アルゴリズムを提案する.提案アルゴリズムでは,各ノードが他のノードに関する情報をもとにドロネー三角化手法を自律的に行い,局所的なドロネーネットワークを生成する.同時にノードが協調的に相互に情報を交換することにより,大域的なドロネーネットワークをベースネットワーク上に重畳的に構築することができる特徴を持つ.生成されたドロネーネットワークを用いて,ノード間の通信が行われ,遠隔ノード間についてはマルチホップ通信形態により通信が行われる.本アルゴリズムは次の利点を持つ.つまり,(1)不必要な遠隔ノードを経由せずに地理的に局所的に存在するノード間で直接的に通信が行える,(2)ネットワークを常時更新続けることでノード数に関するスケーラビリティが得られる,(3)地図や地理空間などの2次元空間を段階的に構造化することができ,スーパーノードが地理的な領域を管理し,領域探索を可能とすることができる,(4)小さなサイズの経路表を構成して地理的ルーティング手法を構成できる,などの利点が得られる,本手法を用いることにより,ノードの地理的位置関係に基づいて,巨大な規模の仮想共有空間を用いた応用システムをスケーラブルに構築したり,位置指向情報システムを開発することが容易になるものと考えられる., <特集>矢島脩三教授定年退職記念}, pages = {41--65}, title = {仮想共有空間のためのドロネーオーバーレイネットワークの段階的構成法}, volume = {22}, year = {2005} }