@article{oai:kansai-u.repo.nii.ac.jp:00010155, author = {Kikuchi, Atsuko and 菊地, 敦子}, journal = {関西大学外国語学部紀要 = Journal of foreign language studies}, month = {Mar}, note = {認知言語学者が主張する「概念メタファー」の心理的実在性を検証した例は数少ない。本研究は、日英バイリンガル・スピーカーが一つの言語からもう一つの言語へ移行する時の認知プロセスを見ることによって概念メタファーの心理的実在性を検証する試みである。概念メタファーに心理的実在性があるならば、日英間で異なる概念メタファーが存在する場合、翻訳プロセスに何らかの支障を来すはずである。5人のバイリンガル・スピーカーを使って行った実験の結果、日英間で異なる概念メタファーに基づいた言語表現を訳す場合、日英間で類似した概念メタファーに基づいた言語表現を訳す場合と比べると、そのプロセスは遅く、間違い、言い直し、戸惑い等が多く見られる。これは異なる概念の「捉え直し」という負担がバイリンガル・スピーカー掛かるために起こると考えることができ、概念メタファーの心理的実在性を証明するものと思われる。}, pages = {39--48}, title = {Investigating the Psychological Reality of Conceptual Metaphors}, volume = {2}, year = {2010} }